【冬の海外ひとり旅】スイスとフランスのクリスマスマーケットへ!(ルツェルン編)

こんばんは

今日も1日おつかれさまでした

今回も、スイス・フランス旅の続き
スイスの「ルツェルン」について(前回はこちら

ちょっと短いですが、
お楽しみください

ルツェルンについて

ルツェルン(Lucerne)はスイスの美しい都市の一つです。
私が知る限り、そこまで広くはないのでコンパクトに回れるかなと思います(登山をしない限り)

カペル橋(Kapellbrücke)

 ルツェルンの代表的な観光名所といえば、カペル橋です。

 ルツェルンのシンボル的な存在である木製の橋で、14世紀に建造され、橋の内部には美しい歴史的な絵画が描かれています

1. 概要

 カペル橋は、1333年に建設されたとされています。当時、橋は都市の防衛の一環としても使われていました。

 橋の名前は、近くにある【聖ペテロ教会(Kapellkirche)】に由来しています。教会は「カペル教会」とも呼ばれ、橋と同じくルツェルンのシンボル的存在です。

2. 特徴

 カペル橋は全長約200メートルの木製の橋で、スイスで最も古い木造の覆屋橋(屋根付き橋)です。橋の屋根部分が特徴的で、古くからの橋の建築スタイルを反映しています。

 また、橋の屋根の内部には、17世紀に描かれた歴史的な絵画が描かれています。これらの絵画は、ルツェルンの歴史や宗教的なテーマを扱っており、当時の文化や芸術を感じることができます。特に、聖書の物語や聖人の伝説が描かれていますが、キリスト教徒ではないので、正直あまりよくわかりませんでした。

3. 火災と再建

 1993年にカペル橋は大きな火災に見舞われ、橋の大部分と絵画の一部が失われました。この火災はルツェルンの人々にとってかなり大きくショックな出来事だったようです

 火災後、橋は忠実に再建され、絵画も復元されました。現在見られる絵画は、失われた部分を補うために復元されたものもありますが、オリジナルの美しさを感じさせるものです。

4. 観光スポットとしての魅力

 私は昼間の曇りの日に行ってしまいましたが、カペル橋は、特に夕方や夜のライトアップ時に美しい景観を見ることができます。また、湖の水面に反射する橋の姿や周囲の山々とのコントラストがとても魅力的です。

 ルツェルンの旧市街と湖の間を結ぶ重要な場所で、観光客や地元の人々が日常的に散歩したり、写真を撮ったりしています。橋を歩くことで、歴史的な雰囲気と美しい景色を一度に楽しめます。

5. 周辺の観光地

  • ヴァルトシュタイン広場(Waldstätterplatz):カペル橋の南側にはヴァルトシュタイン広場があり、ここから美しい景色を眺めることができます。
  • リギ山やピラトゥス山:カペル橋からは、ルツェルン湖とその周囲の山々の絶景を眺めることができます。観光名所と合わせて訪れることができます。

6. アクセス

 アクセス方法:カペル橋はルツェルンの旧市街に位置しており、徒歩で簡単にアクセスできます。市内の主要な観光スポットと近いため、観光ルートに組み込みやすいです。

 カペル橋は、歴史と美しい景色が融合した場所で、ルツェルンを訪れる際には絶対に見逃せないスポットです。

シュプロイヤー橋(Spreuerbrücke)について

 カペル橋の近くには、もう一つ非常に有名な橋があります。それがシュプロイヤー橋(Spreuerbrücke)です。この橋もルツェルンの歴史的な木造橋で、カペル橋と並ぶ観光名所となっています。

1. 概要

 シュプロイヤー橋は、1408年に建設されました。カペル橋と同様、ルツェルンの防衛目的で作られた橋で、町の北側と南側を繋いでいました。橋の長さは約100メートルです。

 橋の名前「シュプロイヤー(Spreuer)」は、周囲の地域や特定の歴史的な出来事に関連しています。元々「Spreuer」という名前は、町の外れにあった地域を指していたとも言われています。

2. 特徴

 シュプロイヤー橋も木製の覆屋橋で、カペル橋と同じように橋の屋根に絵画が描かれています。これらの絵画は、死者の舞踏聖人の物語を描いたものが多く、当時の宗教的な象徴や社会的背景が反映されています。

 シュプロイヤー橋には、17世紀に描かれた**死者の舞踏(Dance of Death)**というテーマの絵画が特徴的です。このシリーズの絵は、人間の死や命の儚さを表現したもので、観る人々に強い印象を与えます。宗教的な要素と合わせて、中世の人々が死後の世界をどのように捉えていたのかが伝わってきます。

3. 火災と再建

 スピツ橋も他の木製橋と同様、残念なことに火災に見舞われています。特に19世紀初頭には大きな火災により一部が失われ、その後修復されました。現在見られる橋は、復元された部分も多いですが、依然としてその歴史的な価値を保っています。

4. 周辺の観光地

  • スピツ橋の周辺には、ルツェルンの旧市街の他の観光地やカフェがあります。カペル橋やリギ山、ルツェルン湖などの名所と合わせて訪れることができます。
  • **リュッツェルンの市壁(Musegg Wall)**にも近く、歴史的な街並みや防衛施設を見ることができ、ルツェルンの歴史を感じることができます。

5. アクセス

  • スピツ橋はルツェルンの旧市街にあり、カペル橋からも徒歩圏内です。カペル橋から北へ向かうと、すぐにスピツ橋に到着するため、両方の橋を一度に訪れることができます。

まとめ

スピツ橋は、カペル橋と同様にルツェルンの歴史的な遺産の一部であり、特にその絵画群が魅力的です。静かで落ち着いた雰囲気の中、ルツェルンの歴史を感じながら、美しい景色を楽しむことができます。カペル橋と合わせて、是非訪れてみてください!

ルツェルンのクリスマスマーケット

さあ、本題のクリスマスマーケットです

1. 開催場所

ルツェルンのクリスマスマーケットは、主に以下の2つのエリアで開催されます。

  • ヴァルドシュタッター広場(Waldstätterplatz)
    ルツェルン湖の近くに位置し、広場全体がマーケットで賑わいます。美しいイルミネーションが灯され、屋台にはクリスマスの飾りやギフト、地元の特産品などが並びます。
  • ルツェルンの旧市街(Altstadt)
    中世の街並みを背景に、狭い路地や広場がクリスマスマーケットで装飾されます。ここでは、地元のアーティストや手作りの品々を扱った屋台が並び、温かい飲み物やスイスの伝統的な料理を楽しむことができます。

私が今回行ったのが旧市街の方のマーケットです

2. アクセス

ルツェルンのクリスマスマーケットは、市内中心部で開催されるため、主要な観光地から徒歩圏内でアクセスできます。ルツェルン中央駅(Luzern Hauptbahnhof)からも歩いて数分の距離にありますので、便利な立地です。

近くのパン屋さん

ルツェルンでは街のパン屋さんにも行きたいなと思い、現地の方に聞いて行ったお店が
Bäckerei Moos』です

お店の中は、他にもお客さんがいたので写真はないのですが
甘いパンから食事系のパンやスイーツなども幅広く取り扱っていました

これがどれくらい大きいかというと、このクッキーの直径が15cmで厚みが2cmあります
価格は400円くらいでした

旧市街

ブラブラと歩いた旧市街の写真も載せておきます

まとめ

 ルツェルンは、冬は割と観光客も少なくこぢんまりとしているなという印象でした

 カペル橋も花が一斉に咲く春に皆さんいくんだろうなという感じで、
クリスマスマーケットも一部の住民の方が楽しんでいるという意味では治安は良さそうです

 賑わっているのは嫌という方に向いているかもしれません

 それでは次回はバーゼル編です!

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