【冬の海外ひとり旅】スイスとフランスのクリスマスマーケットへ!(バーゼル編)

こんばんは

今日も1日お疲れ様でした

今回は前回のルツェルンの続き、バーゼルの回です

バーゼルとは

 バーゼル(Basel)は、スイスの北部に位置する都市で、ドイツとフランスの国境にも近いため、国際的な雰囲気が漂う文化的な都市です。
 スイスで3番目に大きな都市で、特に芸術、文化、歴史、医療などの分野で広く知られています。
 個人的には、フランス語よりもドイツ語が通じる方が多いことやドイツ系のメニューを提供する店もいいので、どちらかと言えばドイツ系かなと思ったりしています。

街中

 バーゼルの駅から、旧市街を通ってクリスマスマーケットのメイン会場に向かいます

 町中がクリスマスマーケットで装飾されているのが素敵でした
 街自体は18時を過ぎていたせいか静まり返っていましたが、クリスマスマーケットに向かう人がそれなりにいたので、よほど変な道に入らなければ迷わず向かうことができます

 Leicaのお店もありました
 時間的にも閉店していましたが、会いていればぜひ中に入りたかった

市庁舎

 バーゼル市庁舎は、バーゼルの旧市街に位置する、非常に重要な歴史的建物です。行政機関としての役割を担うだけでなく、街の象徴的なランドマークの一つでもあります。市庁舎は、その美しい建築、色鮮やかな外観、そして歴史的な背景から、多くの観光客や地元の人々に愛されています。

 16世紀ごろ建設されましたが、カペル橋同様火災に見舞われ、建物の外観が現在の美しい赤い外壁や豪華な装飾を持つものに改修されました。

バーゼル市庁舎は、その独特なデザインと美しい色合いで非常に有名です。

  • 外観:市庁舎は、特徴的な赤い砂岩を使用して建てられており、バーゼルの街のシンボルとしても認識されています。建物の外壁には、精緻なルネサンス様式の彫刻や装飾が施されており、バルコニーやアーチ型の窓が美しいアーケードを作り出しています。
  • 装飾:外壁には、歴史的な人物聖書のシーンを描いた彫刻があり、市庁舎の豊かな歴史を感じさせます。また、市の紋章市のシンボルも大きく描かれており、バーゼルの誇りを表現しています。
  • ファサード:特に目を引くのは、市庁舎のファサード(正面部分)で、ここには赤色の装飾が施され、金色の装飾もあり、非常に豪華で華やかな印象を与えます。

 こちらは街を走るトラムと、市長さの向かいの建物で、クリスマスの装飾が綺麗だったので1枚

 すぐ近くには立派なクリスマスツリーもあって待ち合わせスポットになっていました

クリスマスマーケット

 それでは、本題のクリスマスマーケットへ

バーゼルのクリスマスマーケットは主に2つの大きな場所で開催されます

  • バーゼルの旧市街(Altstadt)
    バーゼルの旧市街には、広場や小道がクリスマスの飾りで華やかに飾られ、数百の屋台が並びます。特に、バーゼルの中心地にある**バーゼル大聖堂(Basel Münster)**の周辺や、**マーケット広場(Marktplatz)**は、クリスマスマーケットの主要な会場となります。
  • バーゼルの市庁舎前広場(Rathausplatz)
    市庁舎前の広場もクリスマスマーケットの一部で、特に夜になるとイルミネーションが美しく輝き、幻想的な雰囲気を醸し出します。

 私は今回、旧市街の方のクリスマスマーケットにお邪魔しました
 そちらの方が華やかだと聞いていたということもありますが、今回1番の混雑と活気で
 結構貴重品の管理にヒヤヒヤしました・・・

マーケットには、スイスの伝統的なクリスマスグッズや装飾品を販売する屋台が立ち並びます。木製のオーナメント、手作りのキャンドル、ビンテージのクリスマス飾りなどが並び、どれも独特な魅力があります。地元のアーティストによる作品や工芸品も見ることができ、クリスマスのプレゼントを探すには最適です

ジャガイモの美味しいやつ(Reibekuchen)

Reibekuchen」は、ドイツやオーストリアの伝統的な料理で、ジャガイモのパンケーキとも言えるものです。スイスを含むドイツ語圏でも非常に人気があり、特に寒い季節やクリスマスの時期に楽しむことが多い料理です。
 ドイツだと、ケルンのクリスマスマーケット(ケルン大聖堂の前)に有名な屋台が出ていて、毎年長蛇の列になる、大人気メニューです。
 なぜか、日本のクリスマスマーケットでお目にかかることはありません・・・

Reibekuchen(ライベクーヘン)の特徴

 主な材料は、ジャガイモです。ジャガイモをおろし器で細かくおろし、小麦粉を加えて混ぜ、こしょうで味を調えます。この生地をフライパンで揚げ焼きにし、外側はカリッと中はホクホクに仕上げます。

 通常、Reibekuchenは甘いリンゴソースと一緒に食べることが多いです。リンゴソースの甘酸っぱさが、ジャガイモの素朴な味と絶妙に合い、特に寒い季節には暖かくてほっとする味わいです。
 が、正直好き嫌いはあります。私は普通にケチャップとかマスタードが好きです。現地ではそれ以外にもサワークリームを添えたり、リンゴのソースの代わりにおろしりんごを使ったりすることもあります。

Reibekuchenの愛され方

Reibekuchenは、ドイツオーストリアの伝統的な家庭料理として知られており、カーニバルクリスマスマーケットなどのイベントではよく見かけます。また、ドイツの一部地域では「Reibekuchenfest」というお祭りもあり、Reibekuchenを楽しむ特別なイベントもあります。

バーゼル大聖堂(Basler Münster)

 バーゼルのシンボルともいえるゴシック様式の大聖堂で、街の中心部に位置しています。建設は12世紀に始まり、街の歴史的なランドマークです。大聖堂からは、ライン川や街全体の美しい景色を一望できます。

 バーゼル大聖堂は、1019年に建設が始まりました。その後、何世代にもわたって改修が行われ、特にゴシック様式の要素が加わり、最終的には現在の形になりました。

バーゼル大聖堂は、ロマネスク様式ゴシック様式の両方の要素が融合した建築です。

  • 外観:大聖堂は、特にその赤い砂岩の外壁で知られており、この色はバーゼルの街を象徴する特徴的な色です。大聖堂の壁面は精緻な彫刻で飾られており、聖書の物語や聖人の姿が描かれています。
  • 二つの塔:大聖堂の正面には、二つの高い塔が並んでいます。これらは、ゴシック様式の影響を受けた美しい塔で、特に夜間はライトアップされて、幻想的な雰囲気を作り出します。
  • ステンドグラス:内部には美しいステンドグラスがあり、特に中世のものが保存されていて、日の光を透過して鮮やかな色合いが印象的です。

 が、残念なことに礼拝中で中には入れませんでした
 中に入られた方の記事を見つけたので、もし興味ばある方はこちらの記事をお読みください

 とにかく、クリスマスマーケットは人が多かったので、早めに退散しました
お酒に浮かれる若者グループも多く、ちょっと治安も悪そうだなとも感じました

 行かれる方は、荷物は最低限に
 けしてホットワインで酔いすぎることなく、足取りを確かにお過ごしください

 →次回はスイスを出て、フランスのコルマールへ向かいます

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