【読書記録】変な絵(著:雨穴)

読書記録

こんばんは
きょうも1日お疲れさまでした

今回はただの読書記録です(ネタバレなし)

すでに読了済の方も、これからだよって方もお楽しみいただけますと幸いです

『変な絵』とは

こちらの作品、YouTubeショートで漫画の広告をご覧になった方も多いのではないでしょうか

『変な家』の方もよく見る気はするのですが、いずれもホラー作家兼YouTuber雨穴さんのかかれた作品になります

とあるブログに投稿された4枚の絵画に始まる、計9枚の絵の謎を巡るオムニバス物語でして

・とあるブログに投稿された『風に立つ女の絵』
・消えた男児が描いた『灰色に塗りつぶされたマンションの絵』
・山奥で見つかった遺体が残した『震えた線で描かれた山並みの絵』

これらは一見普通の絵なのですが、そこに隠された意味を紐解き、物語は進んでいきます

雨穴さんに興味がある方は、ぜひYouTubeを

ざっくり内容

ネタバレをしたら、多分この本は面白くないので
当たり障りのない内容を書いていきます

【とあるブログに投稿された『風に立つ女の絵』】

とあるブログに投稿された4枚の絵
ブログは、ある一人のおとこがその妻の妊娠の過程を記録した内容で、
そのブログにはいつくかの不審な点とともに4枚の絵画が投稿されています
その不審な点に目をつけた一人の大学生がその謎に迫っていくお話

絵の謎は、クイズのようで面白い反面、謎が解けるとぞわぞわします

【消えた男児が描いた『灰色に塗りつぶされたマンションの絵』】

一人の幼児が書いた絵をめぐり、事態が少しだけ動いていきます
前話との絡みから、少しずつこの本の核心に迫っていくとともに、怪しい気配が忍び寄ってくる段階

絵の謎といった要素は少し控えめで、人間関係の方が密なお話

【山奥で見つかった遺体が残した『震えた線で描かれた山並みの絵』】

この本の全体像が見えます
なんなら一番怖くて、一番わかりにくい謎かもしれません
過去に発生した美術教師の惨殺事件を追う、記者たちのお話です
事件の謎が判明するとともに、との本は収束に向かいます

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感想

ひとことで言ってしまうと、「思ってたのと違った」でした

違ったポイントは3つ
・オムニバスだったこと
・以外と分量がなかったこと
・話の全体が割と早く見えてしまったこと

私の事前の確認不足でしかないのですが、オムニバスだと思っていなかったんです
なんか、変な絵とその背景みたいなものが短編集のように出てくるものだと思っていたんです

それが、一つの話になることがわかった、1つ目の絵のお話で若干、違うなと
思ってしまって、
2話目のところで話の全体像が見えてしまったこともありちょっと残念に感じました
 ※普段どんなに忙しくても1週間に1冊は物語を読む人間です

私の期待が高すぎたのはもちろんあります

あとは、割と分厚い本なのに(ハードカバーくらい)
余白が多いのと、文章が短いのとで
30分で読み終わりました

あれ・・・?

が終始止まらず
30分に1,540円も出したのか・・・とびっくりしました

オススメの人はこんな人

・ちょっとハラハラするものを読みたい人

・普段本を読まない人・本が苦手な人

・さらっと読める本が好きな人

・何回でもスルメのようにお話をかみしめる人

【あまりオススメしない人】

・本はそれなりに読んでいる人

・王道推理系は大体読んだよという人

・分厚い本を持ち歩きたくない人

・ある程度1冊で楽しみたい人

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